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古今東西のことわざの妥当・不当を診断します。
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そりゃ、ナマ悟りのまま、居直ったな。偉人さまってわりにゃあ、なんだかだべな。
ほとほと太公望も、狭い料簡ながら世渡り上手でいらっしゃることよ。

いちどひっくり返した盆の水を、元にもどせるか!
(後の祭りだよ、こっちゃハナっから見えていたんだからよう!)

おおいやだ。
おずおずと申し出たうえで盆をひっくり返された側に同情してしまうマコトは、マジだめ夫ちゃんだ。

さ~て、本当は取り返しの付かないことなんて、ひとつもない。
要はあきらめるか、あきらめないか、の違い。

もちろん、何の才覚もなく
「オレはあきらめねえ!」
なんて、同じ繰り返しで相手に迫るだけじゃ、どうにもなんない。

だけど、ちゃんと折り目をつけて、真に心から詫び、根回しもし、後々のメリットも匂わせ、さらに敵に回した場合の案外なデメリットもきっちり匂わせると、あ~らフシギ♪
何と元の計画に復帰できたばかりか、前にも増して評価されたり、「骨のあるイイオトコだ」なんて逆におだてられたり、なんてなこともあるから世の中コワいんだよ。

誰だって、弱みをみせる相手の方が、扱いやすいと思うモンなんだ。
付き合いやすいな、と思わせたらしめたモンよ。
阪神大震災で神戸が国から見捨てられたのは、日本一国に貢献する、補助金ゼロのエリート自治体だったからだ。

日頃から厄介ばかりかけ、世話になりっぱなしの地域である北海道で起きた南西沖地震への支援の手厚かったことといったら!
お役人は思ったわけさ。
「こいつらなら思い通りにできる」「恩を売っておけば、いつかはチカラになってくれる」
その通り。モノの見事に抵抗勢力となって、自民党の一部と一緒に日本を腐らせる役割を果たした。

注目しなければならないのは、日本における、弱みをみせないことに対する意外なほどのリスクの高さだ。

日本に中国のことわざが通用しないのは、こうしたわけさ。
井上陽水も歌ってんじゃんか。
「嫌われても 泣かない人は 風に吹かれるよ」
日本では、人々の共感を得ることが、ことのほか重要なんだ。

村社会では、「何を考えているのかわからないヤツ」というのが、一番の問題なんだよ。

覆水盆に還せよテメー♪


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いつも適当なことを言うキャラクター「まこと」 名前に似合わず、ウソばかりついている。
HN:
まこと
年齢:
53
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非公開
誕生日:
1970/07/04
職業:
ライター
趣味:
適当なことを言うこと
自己紹介:
仕事ではチャンとしたことを書かなくちゃいけない。けど、疲れるよね、やっぱ。なので、仕事じゃないときは、テキトーを書く。デタラメを書く。いいかげんに書く。
人格も変わるってもんだよね。
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